【ブログ①】社長のモヤモヤは、未来のサイン!?
社長のモヤモヤは、未来のサインかもしれない
「社長って、いつも元気で前向き」そんなイメージ、ありませんか?
先日、ある経営者の方に"らくがきコーチング"を行いました。テーマは、会社の10年ビジョンづくり。普段は明るくエネルギッシュな社長さんでしたが、その日はどこか表情が重く、席に着くなりこうおっしゃいました。
「実はね...最近、ちょっとモヤモヤしてるんです。」
そこで私はお伝えしました。
「そのモヤモヤ、言葉にする前に"絵"にしてみませんか?」
モヤモヤの正体は、言葉の"手前"にいる
モヤモヤは不思議です。「何が嫌なの?」と聞かれても、うまく説明できない。でもそれは、考えていないからではありません。
むしろ考えすぎて絡まっていることが多いのです。
頭の中には、さまざまな感情や思考が混ざり合っています。
- 未来への期待
- 現実とのギャップ
- 誰にも言えない焦り
- 社員への想い
- 経営者としての責任感
それらが一つの袋に入って、ぐちゃぐちゃになっている状態。言葉にしようとすると、余計に絡まってしまうことがあります。
だからこそ、まずは描くのです。
らくがきは、思考の"棚卸し"
らくがきコーチングでは、上手に描く必要はありません。大切なのは「見える化」です。
社長さんに、今の気持ちをらくがきで表していただきました。
「なんか...こんな感じかな」
「上を目指しているけど、不安もある」
「社員のことが気になる...」
線や色を通して、無意識の声が少しずつ姿を現していきます。
モヤモヤは敵ではありません。"本当に大事にしたいものがある"サインなのです。
描き進めるうちに、頭と心がゆっくり整理されていきました。
表情が変わる瞬間
見える化が進むにつれて、社長さんの表情や声のトーンが変わっていきました。
「10年ビジョン...できる気がしてきた」
最後には、いつものエネルギッシュな社長さんが戻っていました。
数日後には、「まりさんに話を聴いてもらってスッキリしました。」というメッセージも届きました。
さらに完成したビジョンを社員の皆さんと共有されたところ、「それ、すごくいいですね」と共感の声が上がったそうです。
ビジョンは、頭の中にあるだけでは伝わらない
社員に伝わるビジョンとは、立派な言葉が並んでいるかどうかではありません。
- どんな想いでそこに向かうのか
- なぜそれをやるのか
- どんな未来を一緒につくりたいのか
それが感じられるかどうかが大切です。そしてそれは、社長自身の中で整理できたときに初めて言語化できるものです。
だから私は、ビジョンづくりの前にまず「モヤモヤの整理」を大切にしています。
もし今、あなたがモヤモヤしているなら
そのモヤモヤは、大切な何かに気づくためのサインかもしれません。前に進む準備が、静かに始まっている証拠かもしれません。
らくがきは、未来を見つけるための"整理術"。
丸でも三角でも構いません。まずは一枚、描いてみてください。モヤモヤの中に、あなたの本当の気持ちが隠れているかもしれません。
harunのサポートについて
harunでは、経営者のビジョンづくりや理念浸透支援、人と組織の関係性を整える研修・コーチングを行っています。
モヤモヤの整理から、言語化、そして行動へ。
"描く"という体験を通して、組織の内側から変化を生み出します。
経営や組織づくりでお悩みの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
